龍谷大 苦しみながらも首位守る
9月25日には、それまで全勝で首位を守ってきた京都橘をストレートで下し、首位を奪取した龍谷大。しかし、それがかえって精神的な負担になっていた。サイド加藤は「1位のプレッシャーから緊張してかたくなってしまった」と話す。第1セット序盤、レシーブミスが目立ちなかなか波に乗り切れない。盛り上がりに欠ける試合展開のなか、22—25でこのセットを落としてしまう。
しかしその状況のなか、サイド吉野の活躍がチームを救った。第3セットには、苦しい場面で4連続得点を叩き込むと、チームが勢いづいた。「私は身長が高くないので、頭を使ったプレーがしたい」と話していた吉野。吉野は相手を分析するのがうまいため、どこに穴があるのかを見極めることができる。「相手を乱すのが私の役割」と、クロスやストレート、インナーと器用に打ち分け、相手を翻弄した。そしてセットカウント3—1で勝利を飾り、首位を守り抜いた。
勝ちはしたものの、課題が多く残る試合だった。次のリーグ戦までの2週間、「ブロック、レシーブ等の守備の強化をしなければ」と加藤。リーグ戦も残すところあと2試合。吉野は「全員で勝ちを取りに行く」と意気込んだ。
●関西大学バレーボール連盟女子秋季リーグ(10月2日、龍谷大体育館)
勝ちはしたものの、課題が多く残る試合だった。次のリーグ戦までの2週間、「ブロック、レシーブ等の守備の強化をしなければ」と加藤。リーグ戦も残すところあと2試合。吉野は「全員で勝ちを取りに行く」と意気込んだ。
●関西大学バレーボール連盟女子秋季リーグ(10月2日、龍谷大体育館)
龍谷大(7勝1敗) | 3 | 22-25 | 1 | 大国大(3勝5敗) |
25-21 | ||||
25-13 | ||||
25-18 | ||||
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