近大は初回からから峰下の適時打などで3点を挙げ試合をリードするものの、続く2回には死球や投手への強襲安打から1点を返される。しかし「前半はコースが決まらなかったが、後半からはうまく立て直すことができた」と話す先発の中後。この試合12個の三振を奪い、粘りをみせる関大に逆転を許さなかった。

榎本監督は「7、8月は選手の調子が悪く練習不足だったが、そんな中で打線はよくやってくれ、中後もよく投げてくれた。どうしても初戦をとりたかったのでとにかく勝ててよかった」と満足そうに話した。

 ●関西学生野球秋季リーグ第1節1回戦(9月5日・わかさスタジアム京都)

  1 2 3 4 5 6 7 8 9
近大 3 0 0 1 0 0 0 0 0 4
関大 0 1 0 0 0 0 0 0 1 2

【近大】○中後−原田
【関大】●寺本成、吉川−矢野

  1 2 3 4 5 6 7 8 9
同志社 0 2 0 0 0 2 0 0 4 8
京大 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1

【同志社】○平川−小林
【関大】●山敷、田中英、平井、小野輝−新実