力の差を感じる試合となった。始めのドライブでTDを奪われると、第2Qではパントをブロックされ、そのままゴールラインまで走り切られて失点。その後も3つのTDを奪われ、計6TD。オフェンスは1TD、1FGを奪うにとどまり、点差を縮めることはできなかった。

試合後、選手らは言葉にならない声を上げ、悔しさをあらわにした。関東の強豪日大相手に「春の総まとめというより、すべてをかけて勝負にいった」とDL徳原主将が話すように試合前のモチベーションは高かった。しかし結果は10−42の大敗。相手のスピードについていくことができず、能力の差をまざまざと見せつけられる形となった。

この日の差はパスプレーの差と言ってもいいだろう。相手のレシーバーの速さについていけず、パスを通される。一方、ギャングのレシーバーは捕球ミスでゲインを逃す。「(相手の)レシーバーのスピードに度肝を抜かれたのでは。戦意喪失していた」と水野監督は渋い顔で振りかえった。徳原も「めちゃめちゃ悔しい。実力差です」と唇をかんだ。

●アメフト交流戦(6月26日・宝ヶ池球技場)

  1Q 2Q 3Q 4Q
京大 0 0 7 3 10
日大 7 14 0 14 42