安定した試合運びで天理大が準決勝へコマを進めた。PG平尾のシュートに始まり、大谷の3P、ゴール下ではC劉が奮闘。相手に一度もリードを許さず快勝した。

まさに王者の貫録だった。相手の攻撃をコントロールするディフェンス。平尾、劉らの安定したオフェンス。試合序盤からのリードを最大22点まで広げ、危なげなく勝利を収めた。

この大会3連覇を目指す天理大は、5月に行われた関西選手権で5位という苦杯を味わった。その分この大会へかける思いもひとしおだ。二杉監督は「頂点を目指します」と力強く話した。

●西日本学生バスケットボール選手権準々決勝(6月3日・大阪府立体育館)

  1Q 2Q 3Q 4Q
天理大 19 16 18 9 62
浜松大 16 8 11 9 44

 

  1Q 2Q 3Q 4Q
同志社 11 11 12 12 46
日本経済大 14 11 20 17 62