圧巻だったのは第2Q。WR宣本のランでまずは1TD。そこから1年生のRB東條らのランで立て続けに3つのTDを決める。そして終了間際にはLB谷越のインターセプトから、K松山のFGが成功。このクオーターだけで合計31点を奪う、集中砲火を見せた。

 

 

 

 快勝にも、選手らの頭は次の関大戦に向かっていた。もちろん1ヶ月前にリーグ戦で負けているチームということもあるが、「京セラで関大とやれるのは運命」とLB佐藤主将。昨年を知る選手にとって京セラドーム大阪での関大戦は特別なものだ。立命は昨シーズン、関大に敗北を喫しているが、その舞台となったのが京セラドーム大阪だった。

 

 

 

 

 

 

 

 去年、今年と苦杯をなめた相手に、昨年と同じ場所で再び相対する。リベンジの舞台は整った。「去年と今年、2年分の気持ちを込めた試合にする」と米倉ヘッドコーチは意気込んだ。

●全日本選手権・西日本代表校決定戦(1回戦)(12月5日・王子スタジアム)

  1Q 2Q 3Q 4Q
立 命 7 31 14 6 58
南山大 0 0 0 0 0