3点を先行されたタイブレーク2本目。播川が決勝のTDラン。エースRB藤森ばかりが注目される中、板井ヘッドコーチが「(チームを)影で支えているのは播川」と評価するRBが大仕事をやってのけた。

 

  守備陣が踏ん張り、第4Qを終わって3−3のロースコア。タイブレークの1本目は互いに得点は奪えず。試合が動いたのは2本目。先行の関学はゴール前まで迫るもFG止まり。後攻の関大も残り2ヤードまで迫った。相手と同じ状況で「(自分が)行きたいと言った」と播川。ショートヤードに絶対の自信を持つ播川が確実にTDを奪って見せた。

 

  2年連続の甲子園ボウルまであと1勝。「日本一というよりも、1日でも長くこのチームでフットボールがしたい」と播川。リーグ戦で破った立命をもう一度退けてみせる。

 

 ●アメフト 全日本選手権・西日本代表校決定戦(1回戦)(12月4日・長居陸上競技場)
 

 

 

 

  1Q 2Q 3Q 4Q TB
関 大 3 0 0 0  6 9
関 学 0 3 0 0  3 6