勝てばインカレに大きく近づく関大と、大産大の一戦は終始関大が圧倒。阪南大に引き続きインカレ出場を決めた。

前半10分、DF櫻内と「目が合った」。MF海田は相手の裏をつくロングパスをもらうと、ゴールに向け弾丸を放ち、先制ゴール。これを契機に関大の猛攻が止まらない。サイド起点にした攻撃が相手に上手くはまり、その後も4点を追加。5−0で完封勝利を収めた。

今年1年目指してきた日本一。総理大臣杯、天皇杯出場を逃し、無念の涙を2度も見せた。是が非でも欲しかった全国の切符。だがインカレ出場を決めた今試合も、「1月5日の国立を目指している中の1日」(島岡監督)でしかない。4年生にとって関西での最後の試合となる次節、「勝って終わりたい」と藤澤主将。リーグ千秋楽を白星で飾り、全国の一歩にしてほしい。

●関西学生サッカー後期リーグ第10節(11月21日・高槻市立萩谷総合公園サッカー場ほか)

 

関 大 5 3-0 0

大産大

2-0
海田、藤澤、奥田2、櫻内 得点者

 

 

 

立 命 0 1-0 0

関 学

0-0
坂本 得点者

 

 

 

同志社 1 1-0 1

桃山大

0-1
得点者

中東