試合後、「今日は彼(徳山)の投球につきるね」と松岡監督が話すように、右腕の好投で優勝への望みをつないだ。負ければ同志社に優勝を許すという一戦にも「リラックスして挑めた」という徳山。チェンジアップを多めに投げたというこの日は、四球は出すものの、被安打1と同志社打線をきりきり舞いさせた。

  この日の好投を「昨日の試合の流れがよかったんで」と徳山は話す。前日立命は、延長戦で惜しくも敗れたが、相手エースの藤井から13安打を放った。これでチーム全体が「打てる、いける」という雰囲気になり、今日の勝利をよびこんだ。

  負け試合の中のいい流れから今日の勝ちをつかんだ立命。今日の勝利でその流れは一気に加速するはず。秋季リーグ連覇へ向けアクセルは全開だ。

●関西学生野球秋季リーグ第8節2回戦(10月25日・わかさスタジアム京都)

 

 

 

  1 2 3 4 5 6 7 8 9
立命 0 0 0 2 0 0 0 0 0 2
同志社 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

【立命】○徳山−新田
【同志社】●平川、田中亨、山添−小林

 

 

 

  1 2 3 4 5 6 7 8 9
京大 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2
近大 0 0 5 0 1 2 0 2 X 0

【京大】●山敷、内藤、平井、橋本、安土−新実、久保津、宮永
【近大】○武内、宮本−柴立