リーグ内で一番部員数が多い武庫川女大。だからこそ、オフェンスからディフェンス、ディフェンスからオフェンスへの声かけを特に意識した。勝った方が優勝の試合にチーム全員が一体となって臨んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 ディフェンスのミスが目立った第4Q。神戸大のQB弓山からWR野村へ繋がったパスを、試合終了間際1分まで確実に得点へと結びつけられた。「(第4Qで)20点取られ、悔しい」と主将の福本。
しかし判断は冷静だった。取られたら取り返すスタイルを貫き、調子の良かったオフェンスの活躍で大きな得点差をつけ余裕の勝利。51—27で、春季に引き続き関西を制した。

 

 

 

 

 

 

 

 優勝した武庫川女大は、11月23日王子スタジアムで行われる東西大学王座決定戦に出場する。今年春にシュガーボウル日本選手権で社会人チームに負けた雪辱を晴らしたい武庫川女大。先を見据えて、更に先のステージへ駒を進めるため「(東西王座初戦で関東)2位のチームに勝てるように、気を引きしめて頑張りたい」と福本は力強く語った。

●関西学生女子タッチフットボール秋季リーグ武庫川女大−神戸大(10月16日・関学・聖和大キャンパスグラウンド)
 

 

 

 

 

 

 

 

  1Q 2Q 3Q 4Q
武庫川女大 0 19 19 13 51
神戸大 6 0 1 20 27