○同志社、生島が5打点の活躍

 

 

 

この日はこの男の独壇場だった。まず1回の二死満塁の場面で打順は生島へ。放った打球は中前へ抜け、2打点をあげる。6回にも適時打で1点をあげ、7回には再び満塁の場面で2点適時打を放ち、計5打点。 

 

 

 

この日こそ大当たりの生島だが、児玉監督が「今日打てなかったら代えようと思っていた」と話すほど、不振に陥っていた。「自分の中で打ちたいという意識があった」と生島は話す。相手投手からマークされ、自分のスイングがさせてもらえない。打てないことにイライラしたこともあったという。しかし周りからの「気楽に打席に立て」というアドバイスをうけて迎えた第一打席。待望の当たりが出て、「めっちゃ嬉しかった」と生島。

 

 

 

6番打者が復調し、打線に厚みが増した同志社。近大に快勝し、優勝の文字が見えてきた。

●関西学生野球秋季リーグ第5節(10月4日・南港中央球場)

 

 

 

  1 2 3 4 5 6 7 8 9
近大 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1
同志社 2 0 0 0 0 2 3 1 X 8

【近大】●小出、武内、山本隆、植田、宮本−山本優、柴立
【同志社】○平川−小林

 

 

 

  1 2 3 4 5 6 7 8 9
京大 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
立命 0 0 0 0 0 0 1 0 X 1

【京大】●平井−新実
【立命】○山田、永田−新田