どうにか引き分けに持ち込んだ神戸大。残り2分の攻撃で追いつかなければならない状況に、QB弓山は「緊張しました」と話した。もし負けていれば、リーグ2連覇はおろか、リーグ2位までに出場権が与えられる東西大学王座決定戦(日本選手権サクラボウルの代表決定戦)の出場すら危ぶまれる可能性があった。

 

 

 

 

 

 

 

 0-7と絶体絶命で迎えた第4Q、神戸大は弓山のパスで前進すると残り10秒、ゴールラインまで約4ヤードと迫った。QB弓山から主将のC田中へTDパスが決まる。
これで6-7。1回チャンスのTFPも決めなければ負けを突きつけられる。「これまで(WR野村)佳代さんばかり投げていたので狙いを変えた」と弓山。G鷲見へのパスが通りどうにか同点に追いついた。田中は「最後の1本に集中できたのは良かった」とこの試合の収穫を話した。

 

 

 

 

 

 

 

 次戦の相手は武庫川女子大。去年は最終戦で武庫川女子大を下し、リーグ優勝を果たすが、東西王座の決勝では惜しくも敗れた宿敵。また、もし負けると得失点差次第では東西王座の出場を逃す。

   「これまで武庫川女子大を想定し練習してきた。絶対に勝って4回生と東西王座に出たい」と弓山は意気込みを話した。

●関西学生女子タッチフットボールリーグ第2節(10月3日・関学・聖和キャンパスグラウンド)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  1Q 2Q 3Q 4Q
武庫川女子大 7 21 7 13 48
京都府立大 6 0 0 0 6
  1Q 2Q 3Q 4Q
神戸大 0 0 0 7 7
関学・聖和大 0 7 0 0 7

関西学生女子タッチフットボールリーグ(第2節終了時点)

 

 

 

1位 武庫川女子大     2勝
2位 神戸大         1勝1分(得失点+20)
3位 関西学院大・聖和大 1分1敗(-16)
4位 京都府立大      2敗

 

 

 

 

 

 

 

リーグ2位までが東西大学王座決定戦に出場