◯関学 攻守自在、京産大下す 

「計算どおりだった」(内原監督)。先制スタートでロースコアゲーム、PG林の宣言どおりの展開で古豪をねじ伏せた。

なんといっても守備が厚かった。ボールプレッシャーなど、昨日の敗戦から組んだ熊谷対策が見事に機能。ここまで5試合全て80点超えの京産大を、59点に抑えた。

さらにSG稲垣が3Pシュート12本中9本成功と爆発。両チームトップの33得点を稼ぎ、2Qで並ばれたスコアを再び引き離した。「(チームの)みんなのおかげ」と謙虚な姿勢を見せるも、「リーグ優勝のためには絶対に落とせなかった」と頼れるエースが意地を見せた。

次節は王者天理大との一戦。「絶対勝ちに行く」と稲垣は強気だ。

●関西学生バスケットボール男子1部リーグ 第3節2回戦(9月19日・大商大総合体育館)
 

  1Q 2Q 3Q 4Q
関学 26 9 20 24 79
京産大 15 8 21 15 59

  1Q 2Q 3Q 4Q
立命 21 25 13 14 73
大産大 19 13 20 16 68

  1Q 2Q 3Q 4Q
関大 25 9 27 28 89
大商大 18 14 21 15 69

  1Q 2Q 3Q 4Q
天理大 20 20 25 24 89
同志社 10 12 21 16 59

前半戦を終えての順位は以下。()内は勝ち点(9月19日現在)。

1位:天理大(6)
2位:京産大(5)
3位:関学、立命(4)
5位:関大(3)
6位:同志社、大商大(1)
8位:大産大(0)