◯チーム一丸立命、出だし好調
土壇場のフリースロー2本で、試合は振り出しに戻った。投じた小幡は照れ笑い。「外れたと思った。入ったのは運がよかった」。そのまま延長は立命が優勢に進め、勢いで同志社を押し切った。

主導権を奪い合う展開。立命の3点リードで迎えた第4Qは、同志社の時間だった。濱名の3Pなどで次々に得点され、終盤に逆転を許す。残り9秒で2点差と、不利な状況に追いこまれた。

しかし、「ああいう時に自分たちの練習してきた持ち味が出せる」と小幡。シュートのこぼれ球に食らいつき、同志社・井関のファールを誘った。厳しい夏のトレーニングで得た粘りが、値千金のフリースローをもたらした。

小幡は延長含め45分フル出場。その他の選手らも長時間出場ながら、最後まで集中力は途切れなかった。浅村コーチは「暑さから体力的なところが心配だったがその中でよくがんばった」と選手らをねぎらった。チーム一丸のがんばりで開幕2連勝。立命の滑り出しは上々だ。
 

  1Q 2Q 3Q 4Q
立命 20 17 20 8 80
同志社 11 27 16 11 70

 

  1Q 2Q 3Q 4Q
関学 21 28 22 19 90
関大 13 20 23 29 85

 

  1Q 2Q 3Q 4Q
京産大 20 25 26 28 99
大商大 16 11 17 22 66

 

  1Q 2Q 3Q 4Q
天理大 18 16 16 20 70
大産大 7 14 12 21 54