笑顔の傘 青空に咲く
実行委員会の呼びかけで集まった約150人のボランティアスタッフ。太陽の塔の足元に広がる広場に、笑顔の傘を咲かせた。子どもたちの笑顔は水谷さんが、神戸、スマトラ、四川の各被災地で撮影した。
「MERRY IN OSAKA」は、水谷さんが10年前から、「笑顔は世界共通のコミュニケーション」テーマに進める「MERRY PROJECT」に、「ファームエキスポ学生実行委員会」が賛同し、実現した。29日には花博記念公園でも笑顔の傘が開かれており、20周年の花博、40周年の大阪万博、さらに5月4日に笑顔の傘が咲いた上海万博の三万博が笑顔でつながった。また、御堂筋でゴミ拾い活動も行った。
プロジェクトの中心となった能見英智さん(大市大・5年)は「中途半端なことは出来ないと思った」と「MERRY PROJECT」の名を背負う重圧を語った。そんな能見さんを、「リスクを越えて、よくやってくれた」と褒め称える水谷さん。「どこかで誰かがちゃんと見てる。こういうことが世界を変える」と、笑顔の傘を咲かせる意義を語った。
○農業で笑顔を ファームエキスポ学生実行委員会
「ファームエキスポ学生実行委員会」は、エキスポランド跡地に今年オープンした農業体験テーマパーク「FARM EXPO」を盛り上げるべく結成された組織。
30日には「種まき祭」として、一般参加者に対しオクラやエダマメの種を提供し、ファームエキスポ内の農地に撒いてもらった。10月ごろ、収穫などの企画につなげていく。
「種まき祭」は、明るく楽しい農業を目指して水谷さんが始めた「Merry Farming」の企画のひとつとして行われている。「Merry Farming」も「MERRY IN OSAKA」の一環。
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