軽やかに、厳かに
演奏会は2部構成。第1部「PERFORMANCE STAGE」では関西学生バトン・チア連盟と協力し、ステージ上にさまざまな動きを取り入れた。客席から手拍子が起きるなど、ステージは終始賑やかに展開した。
第2部「SYMPHONIC STAGE」では一転して重厚な演奏を披露。歌劇「トゥーランドット」など4曲を厳かに奏でた。アンコールに応えて「ニューシネマパラダイス」が演奏されると、万雷の拍手が送られた。
それぞれおよそ100人ずつの学生が参加した今回の演奏会。最後は参加した学生全員がステージに上がり、実行委員長の矢野綾子さん(関学・4年)の指揮でマーチを演奏した。「最後にこういう形でみんなと盛り上がってやれて、最高のフィナーレだった」と矢野さんは満面の笑み。
昨年12月に、例年の3部構成から2部構成への変更を決断。そのため苦労も多かったが、矢野さんは「クオリティの高いものが出来ると思った」と妥協しなかった。見事ステージを成功させ、「真剣に音楽に向き合うことが出来た」と納得の表情を見せた。
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