ビッグバンドの祭典開催
このジャズフェスは、1991年にくもん子ども研究所主催で始まった。第10回以降は学生らが主体となって企画・運営を行うようになり、関西でジャズのビッグバンド(大人数編成のバンド)を組む学生らの活躍の舞台として、毎年5月に開催されている。
20回目となる今回、参加するのは京大、阪大、同志社、甲南大など11大学のジャズバンド。また、企画バンドのガールズバンド、関東大学から選抜された「濃い味バンド」、特別ゲストとしてプロのバンドも出演する。
実行委員長の山田愛子さん(阪大・4年)は「このイベントは私たちと同年代のイベント。20年間続いてきたことへの感謝の気持ちを伝えたい」と意気込む。当日は、ペットボトルのキャップや紙コップを回収してリサイクルに出すキャンペーンも行う予定だ。「演奏だけじゃなく、何か社会に還元できるイベントになれば」と山田さん。
事前ライブは4月中の土日を利用し、関西各地で計6日間行った。この日は阪大、龍谷大、天理大、立命のバンドが演奏。会場ではトミカ博やコスプレショーなどが開催されていたこともあり、大勢の人が足を止め、ジャズの音色に聞き入る姿が見られた。
当日の会場は大阪城野外音楽堂。開演は午後1時30分(開場は午後1時)。1日券は500円。小学生、障害をもつ人、65歳以上の人は無料。詳細は大阪城ジャズフェスティバルHP(http://www.osaka-jazz-fes.com/)まで
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