今回が2回目の開催となるこのチャリティーフットサルの大会は、地雷などで暗いイメージのあるカンボジアの良い面を伝えることをコンセプトにしている。「(前回のイベントでは)カンボジアの地雷についての現状などに重点をおいたため、全体的に暗く、参加者にとっつきにくい印象を与えてしまった」と開催した学生団体KLの代表である深田美咲さん(立命・2年)は話す。今回は競技の間にカンボジアに関するクイズ大会を取り入れたり、現地に行った際に撮影した笑顔の子供たちの写真を展示するなどして、参加者が興味を持ちやすいように工夫がされた。

 大会には男子チーム18組、男女混合のMIXチーム8組がそれぞれ参加し、この出場料で計26本の義足に相当する金額の寄付金が集まった。

 深田さんは「今回はカンボジアを伝えるための手段がたまたまフットサルだった。これからは色々なやり方で学生にアプローチして、暗い地雷のイメージを変えることができれば」と今後を語った。