全国の熱きダンサーらが集結
「真剣にストリートダンスに情熱をかけるやつらがいる、ストリートダンスを頑張る大学生へ情熱をぶつける場を」。この思いで一人の同志社の学生の発案から生まれた「BUZZ STYLE」。年を経るごとに規模も拡大し、今回は全国6地区の予選に全国約200チームが出場し、学生日本一を目指した。
それぞれのチームがストリートダンスにかける情熱をステージにぶつけた。そんな中、福岡大の学生2人のチーム「ブルマ」は息の合った迫力あるダンスを披露。見事日本一の座に輝いた。連理百花さん(福岡大・4年)は「最高に嬉しい。2人でやるのも最後だったので優勝で締めくくれて良かった」と笑顔で話した。
また、大会の裏側では運営の学生らが奔走していた。代表の西本貴章さん(同志社・4年)は「大変なことはたくさんあった。でも、みんなの悔し涙、うれし涙、感情が表れているのを見れてやってきてよかったと感じた」と大会を終えほっとした様子を見せた。
○社会とダンサーの相互理解を
「BUZZ STYLE」の目的の1つに「ストリートダンスと社会との架け橋となること」を掲げている。ストリートダンスは練習場所が公共の場で行うことも多い。「たむろしている」といった偏見や誤解を抱かれることもある。そのため、プログラムの中では「BUZZ Scial Approach」と題して、西本さんがダンサーにマナー向上などが訴えた。
独自にストリートダンスの練習場所を提供してくれている施設にアンケートを実施。「マナーが悪い」といった意見や「学生の力を感じる」といった意見があった。「社会にストリートダンスを認めてもらうためにも改善する点はある」と西本さん。学生による大会ならではの試みが行われた。
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