宿敵立命倒し、関学2位
21日に関大が全勝で単独優勝を決めたため、甲子園ボウル出場の可能性は両チーム共に無くなった。しかし、今シーズンの最終戦であり、4年生にとっては引退試合、1年間の集大成となる試合である。
関学は第1Qの7分、WR柴田へのTDパスが決まり先制。第2Qには残り2秒でWR萬代へのTDパスが成功、その後も攻めの姿勢をくずさなかった。後半も圧倒的にボールを所有し、2TDを奪い立命を引き離した。「ミスをした方が負ける。1個1個のプレーを細かいところまでつきつめられるかが大事」とQB加藤が言うように、関学は立命と比べ反則などのミスもなかった。
最高の力を出し切り、「打倒立命」を果たした。 試合後、キャプテンのOL新谷は「(チームを)甲子園に連れていくことはできなかたけど、下級生がこの試合を見て 何か感じ取ってくれたらと思う」と話した。
○立命、無念の3位
先制点を奪われた立命は第1Q10分に同点に追いつくも、その後3TDを獲得され無念の敗北となった。関学にスペシャルプレーなど攻められた立命は流れを最後までつかめなかった。「完敗です。謙虚に結果を受け止める」と米倉ヘッドコーチ。今年は関大に両チーム敗北し、関西王者を懸けた戦いではなかったが、QB松田は「出し切った。今日に関しては後悔していない」と言い切るも、関学は「立命に入る以上は勝たなあかん相手」と話した。
来年は初戦から混戦が予想される関西学生リーグ。米倉ヘッドコーチは「もう一度、関大、関学をオーバーパワーできるチームにする。今日からまたスタート」と意気込みを話した。
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