関大は強豪立命に勝つという気持ちが足りなかった。
 
 試合開始早々から立命の勢いを抑えることができず、第1Qで2TDを決められる。関大の反撃は第2Q3分にK小原が敵陣35ヤード地点からのFGのみ。そのあとは得点を伸ばすことができず、差が埋められず、点差を拡げられて試合は終了した。

 立命に力の違いを歴然と見せつけられた今回の試合。立命の攻撃を抑えることのできなかったディフェンス陣、パスミスが目立ったオフェンス陣。QB宮城は選手の勝つことへの気持ち不足が今回の大敗の原因だと振り返る。「立命に対してほんまに勝てるのか、というやつがいる。(立命戦に向けて練習していたが)日本一になろうとしている相手を倒そうとする雰囲気ではなかった」と不甲斐ないチームを責めた。主将永川は次戦の関学戦に向けて「覚悟を決めて取り組まないと」と意気込んだ。
 

●関西学生アメリカンフットボールリーグ(11月2日・エキスポフラッシュフィールド)

  1Q 2Q 3Q 4Q
関大 0 3 0 0 3
立命 14 10 10 0 34