小雪舞う中、加盟大勢が奮闘
朝から小雪が舞うコンディションの中、日本を代表するウォーカーが神戸に集結した。 男子20キロでは京大4年の廣江悠が前半から積極的なレース運びを展開。中盤まで10位台で推移していたが、上位に失格者が出たこともあり、1時間27分36秒で9位に入った。古峨能喜(神戸大・M1)は15キロ付近で途中棄権した。優勝は1時間21分16秒をマークした富士通の森岡紘一朗。3度目の世界選手権代表に内定した。 一方、女子20キロでは前日本記録保持者の渕瀬真寿美(龍谷大・4年)が、1時間28分3秒の日本新記録を樹立。2年ぶり2度目の優勝を飾り、平成19年の大阪大会 に続く世界選手権出場を決めた。地元神戸での快挙に「ほんとにうれしいです」と笑顔を見せた。 また同レースでは、1時間38分45秒で同志社3年の占部磨美が7位に入賞。立命1年の荻野好美は1時間47分40秒で23位に終わった。 午後から開催されたジュニア選抜の部、男子10キロに出場した石飛雅基(神戸大・1年)は、スタートから上位につけ、中間点では先頭から28秒差の13位。後半に失速し、45分24秒の16位と順位を下げたものの、自己記録を更新した。「まだ納得できていない。直すところはたくさんある。練習が足りなかった」と試合内容を厳しく評価した。
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