4年生中心のメンバーで最終戦に臨んだ同志社。「4年がプレーで後輩に伝えられるものがあれば」とDF森本(4年)が話すように、前半から4年生が積極的に攻撃を組み立て決定的なチャンスを作りだした。  そして後半9分、FW松田直主将(4年)の左サイドからのクロスにFW田中(3年)が合わせて先制。その4分後にはMF出崎(4年)がセンターサークル付近からペナルティエリア中央へのパスを通すとMF神田(4年)の放ったシュートがネットを揺らし追加点をあげた。  4年生の活躍が光り、最終戦を勝利で締めくくった。試合後「今日の試合を通して、改めてすごくいい仲間だったと思った」と、1年間チームを引っ張ったFW松田直主将は話した。  今季はタレント揃いのチームだったが、あと一歩のところで全国出場を逃した同志社。「来年こそは結果が欲しい」と望月監督。悲願の全国出場に向け、同志社が新たなスタートを切る。 ●2008年度関西学生サッカー後期リーグ最終節(11月29日・鶴見緑地球技場) 同志社 2 0-0 0 姫路獨協大        2-0   【同志社】田中(後半9分)、神田(13分) 【姫路獨協大】