立命、必死の攻守も噛み合わず3連敗
首位に立つびわこ成蹊大との一戦。立命は前半早々から相手の激しい攻撃に苦しめられるも、DF陣の必死の守りでピンチを凌ぐ。しかし、42分ペナルティエリア中央でびわこ成蹊大FW篠部(3年)に上手くかわされ、一瞬の隙をつかれ先制点をあげられてしまった。DF陣は必死の守りをしていただけに悔しげにピッチに座り込んでしまう。その後、立命のペースに持ち込むことが出来ずに前半を折り返す。
後半開始早々は立命オフェンス陣が粘りを見せるが、相手の堅い守りを崩すことが出来ない。逆に79分、びわこ成蹊大FW澤西(2年)に再びエリア中央からシュートを放たれ痛恨の2点目を献上してしまう。そのまま立命の流れに持ち込むことが出来ず、試合終了のホイッスルが無情にもピッチに響いた。
試合後、米田監督は「集中が途切れた。(集中がもたないことは)勝っているチームと負けが続いているチームとの違いだと思う」と、伏し目がちに話した。またFW宮尾(4年)は「今、一番必要なのはチームがひとつになること。今以上にひとつにならないとだめだ」と、次節に向けたチームの建て直しを重要視した。
次節はインカレ出場を目指す関学との対戦だが、立命はこれ以上負けられない。負ければ4連敗、そして入れ替え戦が見えてくる。そんな苦しい状況でいかに集中して戦えるか。立命にとって今が正念場だ。
●2008年度関西学生サッカー後期リーグ第6節(10月25日・西京極競技場補助グラウンド)
立命 | 0 | 0-1 | 2 |
びわこ成蹊大 |
0-1 | ||||
得点者 |
篠部(前半42分)、澤西(後半79分) |
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