後半、相手が1人退場した直後のことだった。ロングパスを相手DFと空中で競りあいながら胸トラップし、そのままオーバーヘッドシュート。キーパーを欺くかのように飛んだボールは、キーパーの上を越えバーに直撃した。そのボールにいち早く反応したFW金園(2年)が貴重な追加点となるゴールを押し込み、試合を決めた。

 前半にFW阪本(4年)が2度ゴールを割るも、オフサイドによって取り消された。だが、「モチベーションは下がらなかった」。MF藤澤(2年)の言葉通り、高いモチベーションのままプレーした結果、前半37分に藤澤のドリブルからのシュートでゴールが生まれた。

 絶対に勝つという、強い気持ちを持っているからこその先制点。さらに、後期初の無失点で試合を終えた。追加点を決めた金園だが、前半に相手選手から受けたスライディングで右足首を負傷し、途中交代したことが今後どう影響するか心配だ。

 

●2008年度関西学生サッカー後期リーグ第5節(10月18日・鶴見緑地球技場)

 

関大 2 1-0 0

近大

1-0

藤澤(前半37分)
金園(後半20分)

得点者