同点で迎えた第4Q残り2秒。相手のフィールドゴールのチャンス。京大は絶体絶命の危機も相手の蹴ったボールはポールの右横に反れ、京大は甲南大に37 年ぶり敗北を免れた。しかし開幕3連勝と好調なスタートを切っていただけにここでの連勝ストップは、これからに大きな痛手となる結果となった。

 京大は第2Q終了間際でRB曽田が残り2ヤ-ドでTDダイブを決め先制するも、甲南大に第3Q終盤に同じような状況でTDダイブを決められ同点に追いつかれる。
第4Qは両チームが7点ずつ決め引き分けで試合終了。京大は予想外の所で勝利を逃した。「あらゆる意味で選手もコ-チも全力を出さんと。これで勉強になったでしょ」と京大の水野監督は苦渋の表情で話した。

 甲南大のLB橘田に2度もインターセプトされるなど、判断ミスが目立った京大QB桐原は「試合でしちゃいけないことをした」と自身を責めた。水野監督は桐原に対して「完全にQBの未熟さの象徴」と厳しい評価を下した。

 京大は次戦、11月1日に西京極競技場でで昨年の覇者関学と対戦する。午後2時キックオフ。