若い力で貴重な1勝
若い力が勝利を導いた。前日、同志社相手にクリーンナップが沈黙し、2-6で勝利を逃した。この試合に負けると優勝の可能性はなくなる。そんな中マウンドにあがったのは1年生の秋本だ。
秋本が6回までを0点に抑える好投。「調子はよくなかった」(秋本)と話すものの、バックでは守りの援護もあり、本塁を踏ませない。
6回まで2安打と沈黙していた打線にも、7回にチャンスが巡ってくる。3番橋本が大学通算90本目の安打を放つと、5番田辺も続き1塁2塁。6番小林が死球で出塁し満塁とする。打席には今季初スタメンで1年生の山田。「ぼてぼてのあたりだった」(山田)と苦笑するも、運良くピッチャーの横を抜け中前適時打。橋本、田辺が生還し、 2点を先制する。8回には代わった廣谷が1点を奪われてしまうなど、逆転されてもおかしくない試合展開だったが、なんとか抑え2-1。1年生の活躍で、勝利を手にした。
試合後、貴重なタイムリーを放った山田は「素直に嬉しい」とぎこちない笑顔を見せながら話した。
優勝するには1戦も落とせない。崖っぷちの関大は、全員野球で勝利をつかむ。
●関西学生野球秋季リーグ第4節2回戦(9月28日・スカイマースタジアム)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
同志社 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 |
関大 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | x | 2 |
【同志社】●藤井、宝田-小林
【関 大】秋本、○廣谷-田辺
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