「思っていることとやっているサッカーが全然違う」川端監督は嘆いた。前半、PKで先制するも攻撃の形ができなかった。
 後半、FKからこぼれ球を押し込まれ同点とされると、その直後にMF大屋主将が2枚目のイエローカードをもらい退場。「チームに申し訳ない」と悔やんだ。
 10人になった関大が4バックから3バックに変更。「3バックの練習はしてきたんで対処できた」と監督。猛攻をしかけ、83分にDF清水がFW佐藤とのワンツーをダイレクトでシュート。ゴール左隅に綺麗な弧を描いて決まった。「クロスが入った。勝ちたいという気持ちがゴールに運んでくれた」と苦笑い。苦しい状況から勝ち越した関大。中盤でのボールの失いかたが悪かったのをどう修正していくか。インカレに出場するためには改善すべき点は多い。