先発藤原正は二日連続の先発でマウンドに上がった。この夏、世界大会で日本代表に選ばれ多くの経験を積んだ藤原正は、その経験が生かされた。「世界大会の経験が出ている」と松岡監督は試合後話した。

　前日の試合で手のまめがつぶれての登板であったが見方の援護もあり、それがありがたかったと、藤原正は安堵の表情を見せた。「(世界大会で)打たれて学んだこともあった。自信になった」とその表情は自信に満ちていた。「オランダでめっちゃ打たれて、でも得るものが大きかった」と話す。「打たれても動揺しなくなった。打たれても抑えよう」と話すように今日の試合では安打を浴びてもきっちり抑え、９回まで点を許さなかった。松岡監督の藤原正への期待は大きい。立命は春の屈辱を晴らすべく、優勝へ向かってスタートをきった。

●関西学生野球秋季リーグ第１節３回戦(９月８日・西京極球場)
 

 

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
立命 3 2 1 4 1 0 0 0 0 11
関大 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1

【立命】○藤原正－乗替
【関大】●渡辺、岡本慎、魚谷、横山、伊勢、澤田－田辺