関学、3連覇に向けて白星発進
新しい関学が幸先良いスタートを切った。第1Q開始早々にRB河原が11ヤードのTDパスで先制点を奪った。その後も第2QにRB石田が3ヤード、第3QにWR太田が4ヤードのTDランなどを決め、同志社に力の差を見せつけた。
攻撃陣が去年とがらりと変わった関学。スターターに4年はほとんど居らず、3年や2年の新しい顔が並ぶ。そんな中で、攻撃陣を引っ張っていくのは4年のエースQB加納だ。
去年、関学を日本一に導き、最優秀選手賞を受賞したQB三原(現アサヒビール)が2年の時、春の明治大戦で点を奪えなかった試合で当時1年の加納は後半出場から45点を奪取し頭角を現した。しかしその後、低迷の時期が続いた。大きい怪我を経験し3年の春には手術をした。「戻ってきたときには体が忘れていた」と加納は苦悩を話した。そこから4年生でやっとエースQBの地位に就いた。三原については「意識はするが、三原さんみたいにならないといけないとは思っていない」と話す。鳥内監督は「もっともっと良くなるはずや」と加納に期待の念を滲ませた。
次は9月21日に王子スタジアムで5年ぶり1部リーグ復帰の甲南大と対戦。3連覇に向けて関学の戦いはまだ始まったばかりだ。
● アメリカンフットボールリーグ第2日目(9月7日・万博フィールド)
関学 | 24 | 17-0 | 0 |
同志社 |
7-0 |
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