「内容のある90分だった」。後期リーグ開幕戦を勝利で終え、同志社の望月監督は笑みを浮かべた。

 お互いゴール前でチャンスを作るも、なかなかゴールを割ることができない。そんな試合のなか、先制点を奪ったのは同志社だった。 前半37分、MF神田(4年)のシュートのクリアボールにFW松田直主将(4年)が反応。主将は落ち着いて、ゴール左へとボールを蹴り込んだ。

 さらに攻め込もうとする同志社だったが、後半27分、DF永戸(3年)がレッドカードで退場。10人になった同志社は、幾度も自陣に攻め込まれ、決定機を作られる。しかし、全員が高い集中力と強い気持ちを持ち、最後までなんとか1点を守り切った。

「(勝てたのは)運がよかった。でも、たまたまじゃない」。チーム全体の勝ちたいという強い気持ちが生んだ勝利に、松田直主将も満足げな表情を見せた。

●2008年度関西学生サッカーリーグ後期第1節(9月6日・鶴見緑地球技場)
 

同志社 1 1-0 0

立命

0-0
松田直(前半37分) 得点者