神戸大は6月22日に行われた関西学生ラクロスプライドトーナメント決勝でも戦った相手。京大は豪雨の中、9-4で勝利し、春の関西学生ラクロスの頂点に立った。今回は神戸大にとってはリベンジマッチ。京大は負けるわけにはいかない試合となった。

 試合は終始京大ペースで進んだ。神戸大の主力が麻疹(はしか)により欠いていたことも大きな要因の1つであるが、それ以上に京大が圧倒。プライドトーナメ
ントの課題であった序盤の立ち上がりも上手くいき、シュートを連発。奪った得点は15点と圧倒的な試合となった。本試合最多得点の2年生AT坂井は全クォーター
で1点ずつ得点し、合計4点を奪う活躍。「プライドではなかなか決めれなかったがよかった。これからも頑張っていく」と手ごたえをつかんだ様子。

 プライドトーナメントと定期戦、両方で見せた京大の実力。しかし、主将の原田は「勝てたが反省点もある」とまだまだ納得していない。目標は日本一。そこ
には社会人との対戦もあり、さらなるレベルアップが求められるからだ。

 日本一を目指すためにもまずは秋のリーグ制覇を達成する必要がある。京大の初戦は8月16日で、対戦相手は関学。昨年リーグを全勝で通過した京大がファイナ
ル3決勝で敗北した相手だ。「絶対に負けられない試合」(原田)。京大の大攻勢が始まる。

●京大ー神戸大定期戦(7月13日・農学部グラウンド)
 

 

  1Q 2Q 3Q 4Q
京大 2 5 5 3 15
神戸大 0 3 1 1 5