今回の王座決定戦には加盟大から関学(男子)と立命(男子・女子)が出場したが、関学は初戦で、立命(女子)は2回戦で姿を消した。唯一決勝まで勝ち進んだ立命(男子)も昨年の全日本王者・天理大の前に0-1で惜敗。5年ぶりの優勝はならなかったものの、男子の最敢闘選手に太田翔(MF・4年)が選ばれた。

 試合開始前の午前11時40分から行われた子ども向けのホッケー教室では、マクドナルドのマスコットキャラクター「ドナルド」と大会キャンペーンユニット「heart heat hockies」が参加。子どもたちとともにホッケーを楽しんだ。

 「heart heat hockies」とは関西学生ホッケー連盟に所属する大学の女子選手、マネージャーによって結成された5人組。昨年12月に結成され、今年1月から活動を開始。新聞やテレビ出演など様々なPRを行った。メンバーの1人で同志社2年の川崎実紗さんは「最初はすごく緊張していました」と活動を振り返った。他のメンバーからも「一般の人にもホッケーを知ってもらえてよかった」、「大学で声を掛けられるようになった」という声が。キャンペーン活動は着実に実を結んでいった。

 来年の王座決定戦が行われる場所は未定。PRユニットの結成もまだ決まっていないという。