関西選手権2回戦敗退以降、約2週間ぶりの試合となった立命。対するはリーグ戦最下位の京産大、何としても勝ち点3を奪っておきたいところだ。

 立命はボールの支配率では終始、京産大を圧倒した。しかし、先制点は京産大だった。前半38分、京産大FW木村(3年)が立命のディフェンス選手をかわし、キーパーと1対1の状態で放ったシュートは吸い込まれるようにゴールへ。

 「点を取るということに対しての欲が少ない」と話した米田監督。

 反撃に出たい立命はセットプレーから何度もゴールチャンスを演出するが、決定力を欠き、シュートはどれも枠の外。最大のチャンスとなった後半34分のPKもゴールポストに嫌われ、得点にはつながらなかった。逆に試合終了間際には安易な奪われ方から京産大に立て続けにカウンターを狙われ課題の残る展開のなか、試合終了。下位チームを相手に手痛い一敗を喫した。

 試合後、畑主将(4年)は「チームの調子が上がってきていたのに一気に崩れてしまった。反省点ばかり」と肩を落とした。次節は前期リーグ最終戦。大教大に勝利し、いい終わり方で次に繋げたい。

●関西学生サッカーリーグ第10節 (6月14日・長居第2陸上競技場)
 

立命 0 0-1 1

京産大

0-0
  得点者

木村(38分)