「申し分ない」。同志社・望月監督が満足げな表情を見せた。セットプレーで2点、相手を完封。最高の試合で首位奪還だ。

 試合開始早々にCKから先制点を挙げると、その後も試合を支配する。攻め急いで焦る相手に対して、じっくりとボールを回して攻撃を組み立てる同志社。「あれだけボールを回されると、スタミナも切れる」。敵将・昌子監督もお手上げだ。

 前半を1-0で折り返すと、後半3分に追加点。これで相手の反撃の勢いを殺ぐ。スタミナ切れした相手に対して同志社が攻め続け、後半33分にはリーグ初出場のDF安川がダメ押しゴール。理想的な点の取り方で、1部昇格組・姫路獨協大に実力の差を見せ付けた。DFの要、森本副主将も「今日は狙い通りの試合が出来た」と笑った。

○2点目を挙げたMF徳丸
「前半終わった時点で疲れて、ボケっとする時間もあった。ゴールは、(MF大森と)目が合って、ワンツーで抜け出せた」

●2008年度関西学生サッカーリーグ第6節(5月3日・山城総合運動公園太陽が丘陸上競技場B)
 

同志社 3 1-0 0

姫路獨協大

2-0

永戸(前半4分)

徳丸(後半3分)

安川(33分)
 

得点者