前半、相手にリードを許した関大がリズムをつかんだのは第3Q残り5分だった。主将SF高橋が相手をねじ伏せるプレイで連続得点を決め、関大に流れを持ち込んだ。SF河原の3点シュートも決まり、6点差まで追い上げた。

 しかし、京産大の石川監督が第4Q残り8分で取ったタイムアウトで冷静さを取り戻した相手は立て続けにシュートを決めた。関大は、再びリズムをつかみ始めた相手にファールを重ね、勢いを失くした。

 試合後、高橋は「大事なときに決められなかった。悔しい」と話した。またベスト16という結果については「最低。自分たちの代で成績を収めたかった」と悔やんだ。

●関西バスケットボール選手権大会(4月27日・近大本部キャンパス記念会館)
 

関大 81 22-23 96 京産大
15-26
23-19
21-28