序盤から立命打線が爆発。投げては先発の藤原正が完封し18-0で立命が圧勝した。

 先発の藤原正。今日はしっかりと体を温めた状態でマウンドへ向かった。いつも立ち上がりが悪い試合前の投げ込みを30球から50球へ増やした。打たせて取るピッチングをうまく取り入れ、不安な立ち上がりを克服。京大打線を3安打無失点に抑え3試合連続完封した。この記録は94年の秋以来、6人目で7回目という記録に残る成績だ。

 打線も爆発。初回に5点奪うと、7回。一挙6点を奪う猛攻撃となった。その中でも目立って活躍したのは7番上内。ベンチ生活が長い上内はとにかく守備を鍛えてきた。今年のキャンプでも一人居残りし練習に臨んだ。監督は「スタメンに選ばれたことが自信となって今の結果につながっているのでは」と話す。今日の結果について上内は「できすぎ」といいつつも、笑顔に満ち溢れていた。

 藤原正については「チームにおいて重要な存在」と松岡監督。4年エース田中宏が抜けている分、藤原正にかける期待も大きいようだ。

●関西学生野球春季リーグ第3節1回戦(4月19日・スカイマークスタジアム

  1 2 3 4 5 6 7 8 9
大学1 0 3 2 0 0 2 6 4 1 0
大学2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

【立命】○藤原正-乗替、新田
【京大】●水木、長原、綛谷、安土-表、森