関学の圧勝だった。東海学生1位の名城大にレベルの差を見せつけた。

 先制したのは名城大。1Q開始2分、AT服部のゴールで先制する。流れは名城大に向いたかと思ったが、すぐさま長いパス回しからの関学MF益永のゴールで同点。1Qは2-1とする。2Q、またも関学のMF益永がゴールを決め、流れは確実に関学へ。2Qで一挙4点を獲得し6-1と名城大を突き放す。

 関学MF 竹川主将は「5点目と取ったくらいから自分らのやりたいことができた。相手の潰し方は分かったんで心のゆとりはあったかなぁと」。まさにその通り。3Qも巧みなパス回しを用い、またも4点獲得。名城大も負けじと1点を取るが、一旦関学へと向いた流れを変えることはできなかった。4Qも関学は一挙6点を稼ぎ16-3と堂々の圧勝で準決勝行きを決めた。

 準決勝は社会人との対戦。京大が敗した社会人相手に関学竹川主将は「(準決勝に向けて)楽しみ。自分たちのプレイラクロスがどこまで通用するか試したい」と意気込みを新たに次の試合へと駒を進めた。

●第18回ラクロス全日本選手権大会1回戦(12月8日・舞洲運動広場)
▽第1試合
 

  1Q 2Q 3Q 4Q
関学 2 4 4 6 16
名城大 1 0 1 1 3

▽第2試合
 

  1Q 2Q 3Q 4Q
京大 0 1

 

1

3 5
VALENTIA 2 2 3

 

2

9