阪大で連続不審火、サークル棟などが被害
火災が確認されたのは11日午前2時半ごろ、巡回していた警備員がサークル棟劇団サークルの部室から火災が発生しているのを目撃、通報した。駆けつけた消防隊により火はすぐに鎮火されたが、部室内の備品や天井を焼いた。
さらに警察、大学職員らが現場検証中の午前4時頃、現場近くの学生寮1階共用部でも火災が発生したとの連絡が入った。火は寮生3人により消し止められ、本棚2段分の被害にとどまった。火災当時、両現場とも施錠はされておらず、出入りは自由となっていた。
その後、午前9時ごろ、硬式テニス女子部員がテニスコート横の女子トイレでトイレットペーパーが焼けこげた跡を発見し、計3件で不審火が相次いだ結果となった。
被害が大きかった劇団サークルの部室では正午から部員らが集まり、部室の清掃、備品の洗浄を行った。今後、改修工事に着手する予定。劇団員の辻本梓さん(阪大・2年)は「自作の備品が使えなくなってしまった。許せない」と憤りをあらわにした。
現場の対応にあたった学生部学生課職員は「部室には鍵をかけるよう注意していたが、鍵の本数が少なかったため開けておかざる得なかったという現状がある」。今後の安全対策については「正門のみを出入り口にするのが得策だが、住民の方に大学の施設を利用してもらっている。閉鎖するのは厳しい」とし、「早急に各サークル、部活動には鍵をかけるよう注意を喚起し、対応を検討していきたい」と話している。
阪大では2005年3月にも豊中キャンパスで水泳部部室、ゴミ集積所、ボランティアサークルの部室で不審火が3件発生した。学生部学生課職員は「2005年の事件後、警備員の巡回回数を増やすなど大学の警備を強化したが、2年、3年も続けてはいない」と話した。
さらに警察、大学職員らが現場検証中の午前4時頃、現場近くの学生寮1階共用部でも火災が発生したとの連絡が入った。火は寮生3人により消し止められ、本棚2段分の被害にとどまった。火災当時、両現場とも施錠はされておらず、出入りは自由となっていた。
その後、午前9時ごろ、硬式テニス女子部員がテニスコート横の女子トイレでトイレットペーパーが焼けこげた跡を発見し、計3件で不審火が相次いだ結果となった。
被害が大きかった劇団サークルの部室では正午から部員らが集まり、部室の清掃、備品の洗浄を行った。今後、改修工事に着手する予定。劇団員の辻本梓さん(阪大・2年)は「自作の備品が使えなくなってしまった。許せない」と憤りをあらわにした。
現場の対応にあたった学生部学生課職員は「部室には鍵をかけるよう注意していたが、鍵の本数が少なかったため開けておかざる得なかったという現状がある」。今後の安全対策については「正門のみを出入り口にするのが得策だが、住民の方に大学の施設を利用してもらっている。閉鎖するのは厳しい」とし、「早急に各サークル、部活動には鍵をかけるよう注意を喚起し、対応を検討していきたい」と話している。
阪大では2005年3月にも豊中キャンパスで水泳部部室、ゴミ集積所、ボランティアサークルの部室で不審火が3件発生した。学生部学生課職員は「2005年の事件後、警備員の巡回回数を増やすなど大学の警備を強化したが、2年、3年も続けてはいない」と話した。
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