京大でドリーの生みの親が講演
同講座は、1月6日より京都市で開催される国際胚移植学会を記念したもの。キャンベル教授は、クローン技術の歴史、「絶滅種の保存」「病気予防」など今後の展望について、先端の研究事例を紹介しながら説明した。
講演終了後、会場からはクローン技術の人間への応用など、倫理的に物議をかもしている問題に関する質問が多く出た。それを受けて、キャンベル教授は「人間のパーソナリティは、遺伝子のみによって決められるものではない。それに、クローン技術は病気の予防、加齢の研究などにも役立つ」と自身の研究の有用性をアピールするも、「もしも、自分が自分の父親のクローンであったならば嫌ですね」と本音を漏らす場面もあった。
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