6回の逆転劇は関大の勢いを象徴していた。四球を足がかりに黒田、田辺真、山地の中軸で3連打。攻めあぐねていた関学の先発道下をノックアウト。「よく集中して打ってくれる」と関大の土佐監督も笑顔で打線を称えた。昨年関大は、関関戦で勝ち点を落とし、優勝を取り逃がした。今年こその思いは強い。次の近大戦が優勝を占う天王山になる。