結成当初は4人しかいなかったメンバーも今では25人に増えた。メンバーは中学生・高校生・大学生からなり、学生ならではの視点を生かして活動している。
 結成メンバーの一人である真渕早百合さん(神戸市外大・4年)が「ボランティアは強制されるものではなく、自主的に行うもの」と語っているように、活動はメンバーの自主性に任されている。
 様々な活動、勉強会を開いている中で、彼らが最近、最も力を入れて取り組んでいたのが5月13日に出場した第36回神戸まつりパレード。様々な趣向を凝らして神戸の町を練り歩くこのイベントは、彼らの活動をアピールする絶好の機会だ。パレードでは、水色と白を基調にした車やプラカードで自分たちの団体をアピール。
 メンバーの武田博嗣さん(大院大・3年)と本庄良行(同志社・4年)は「パレードの企画を考えるのは大変だった。ユニーズはこれまで活動の方向性が曖昧だったので、今後はチャリティーライブなどを通して、エイズやストリートチルドレンなどの国際問題やボランティアについて、若い人たちに興味をもってもらえるように、若者の視点で活動していきたい」とこれからの活動について意気込んでいる。